最近、暴落がそろそろ起こるかもしれないので、保有銘柄を手仕舞っていた置いた方が良いという論調をよく耳にしますが、これについて私の意見をつづっていきます。
結論としては、大きくない程度の積立投資は継続しておいてよいだろうというものです。
2012年からアベノミクスが始まりましたが、それから数年後の2016年頃からもそのような論調があり、それに同意した私は大半を現金化しましたが、その後も株価は上がり続けていていき、儲け損ねたという苦い記憶があります。
「もうそろそろ相場は暴落する!」と言われても、どんどん上がり続ける。
今はリーマンショック以降本格的な暴落が起きていないため、いつ発生してもおかしくないと言われています。
2020年3月、コロナショックが起きた時、私は「ついに暴落が来たか。これからリーマンショックのような怖いことが起こるぞ」と気を引き締めましたが、すぐに元通りの相場になったことは記憶に新しい。
実は私自身、2008年のリーマンショックで大きな痛手を被った過去があります。
リーマンショック発生後は、保有株式は大暴落、保有していた外貨も円高の嵐で軒並み数百万円の含み損で、仕事に手が付かなくなりました。
これに耐えきれず、500万円程度の損失を確定し、しばらくは相場から離れておりました。
「もう二度とこんな目には遭いたくない」と思い、リスクにはかなり敏感になるようになりました。
2012年にアベノミクスが始まった時も、「こんなにお金をすると、すぐに市場がおかしくなって暴落するぞ」とみておりましたが、どんどん上昇をはじめ焦り始めました。
そして、2014年頃から積立など少しずつ再開し、前述の通り2016年に売ってしまった後は、2019年くらいからまた積み立てを再開しています。
積立資金とは別に、1000万円ほどの現金を持っているため、暴落が起きたら投入しようと考えていますが、何年経っても暴落は起きません。
こういう状況を考えると、暴落を待つまでも逸失利益が発生しているため、やはり積立くらいはやっておいて良いのだろうなぁと感じるところです。
本当はこの1000万円を、2019年の投資再開のタイミングで全額入金していれば、もっと含み益はあったはずなのですが、私にはその勇気はありませんでした…。
暴落が起きて、積立分が棄損した場合に、この1000万円を使ってナンピンしようと考えており、今後もこの考え方で行こうと思います。
有名どころでは、ジムロジャーズやさわがみファンドの澤上会長などは、2024年の暴落を予言していますし、やはり大きなポーションでの投資は、特に今年は控えようと考えています。
みなさんは、どうお考えなのでしょうか。